社会が変わると、求められる人材の要件も変わってくる。将来が見えない時代だからこそ、これから先の未来にどんな人材が求められるのか、先取りして考える思考が必要なのである。

これからの時代に必要とされる人材の要件は3つある。1つ目は、柔軟性がある人である。現在、社会はめまぐるしく変化し、どんどん新しいものが生まれては廃れていっている。こうした変化についていくためには、柔軟性が必要である。これからの時代は、古いものに固執しているとどんどんおいていかれてしまうことになるだろう。自ら来たる未来に順応し、進んでアップデートしていく姿勢こそが求められているのである。

2つ目は、グローバルな視点を持つ人である。あらゆるジャンルでの現在グローバル化が進み、国家間の枠組みを超えて様々なプロジェクトが進行している。この先の未来はさらにグローバル化が加速すると考えられているため、自国以外にも目を向けることができる、グローバルな視点を持つ人材が求められることになるだろう。言語能力はもちろんのこと、他国の歴史や文化に精通している人は、大いに活躍できる時代にあるのである。

そして3つ目は、自分で考え動くことができる人である。これからの時代には、誰かに指示されるのを待つ人間ではなく、自分の頭で行動していくことができる人間が求められるようになるだろう。これまで以上に自主性が求められるようになるため、誰かに使ってもらわないと動けない人は生き残っていくのは難しくなるのである。